今日は久しぶりに涼しい一日でした.
おかげで、ゆっくり散歩しました.
朝は小雨でしたが、午後からは雨も止みました.
歩くことは、最高に気持が良いです.
約一時間半歩きましたが、あっという間でした.
体調が未だ良くないので、ほどほどにしました.
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今日読み終えた本をご紹介します.
「無人島に生きる16人」須川邦彦著
この本は、フイクションではなく、中川倉吉氏
、、東京高等商船学校の教官で、練習帆船
「龍睡丸」で、実際に南の海で難破した時の
実体験を、練習生であった著者が、本に
したものである.
ですから、中川氏が実体験したことを、須川氏が
本にまとめた、、ということです.
座礁により難破した場所は、ハワイ諸島とミッドウェイ島の
間位に位置する、パ-ル・エンド・ハ-ミ-ズ礁の中の1無人島である.
明治31年12月に日本を出港して、丁度一年間16人は無人島で
暮らした. 全員無事だった!
(新潮文庫す20 1ブックカバ-から一部引用させて戴きました)
この種の本は、「ロビンソン・クル-ソ-」や
「15少年漂流記」と似ているが、実話という点で
大きく異なります.
実際の経験で書かれているので、実に内容が
現実的です.
水の確保、食料、不足する野菜類、亀が大切な食料、
火の確保、高台の作製、あざらしの扱い等、、、
興味深いことは、16人の中の最長老、小笠原氏という方が
いますが、察するに、この方は、現在の小笠原諸島の、
名前のル-ツの方ではないかと、思われます.
丁度アメリカが日本に小笠原島を返却してそれほど
時間が経っていない時代でしたから.
この本を読んで、一番強く感じたことは
「明治時代の方々は実に勤勉で、真面目で
規律を守り、同じ日本人として、見習うことが
沢山あります」、ということでした.
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涼しい一日!→読書「無人島に生きる16人」須川邦彦著
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